DV:妻に対する暴行事件⑤ 略式命令編
約一週間前、検事の取り調べがあった。
略式起訴(罰金刑)とするには、本人の同意が必要らしい。
調書には、外国人妻の家事・育児放棄について、長々と書いてくれた。
約5年前に、妻が障害者手帳(知的)を取得する経緯から、スマホのアプリで3ヶ月で15万円も使って遊んだこと、
幼稚園・学校の手紙を読んで持ち物を用意したり、先生との対応をしていたのは専業主婦の妻ではなく私だったこと。
どんな経緯があろうと、暴力は絶対に許されない。
だから私は、はじめは何でこんな話をさせられて調書にされているのかわからなかったが、もしかしたら検事さんなりに、事件の背景で情状酌量を求めて、罰金を安くしようと頑張ってくれたのかと思った。
検事さんから「一応20万円用意して持ってくるように」と言われたが、結果、罰金は10万円で済んだ。
しかも、「傷害」容疑で逮捕されたのに、罪名は「暴行」。
午前に裁判所に行って、判決が出るのを待ち、昼休憩後まで約3時間かかった。
長かった。
事件から罰金を払うまで約1ヶ月。
長かった。