円満調停に向けて、息子への手紙。
息子へ。
今までたくさん我慢していたんだね。パパは気づいてあげられなかった。あなたの大好きなママに、パパがひどいことをして、あなたを傷つけてしまった。本当にごめんなさい。
謝って許されることではないことはわかっている。
でも、もしこのままパパと離れて暮らすと、あなたは一生、悪いパパを憎みながら生きていくことになってしまう。そんな苦しい思いをし続けるあなたのことを思うと、パパはあなたがとてもかわいそうに思う。
だから、あなたに「優しいパパ」の記憶を与えるチャンスをください。
これからはパパとママは仲良くする。もう家族の誰も傷つけない。約束する。
家族4人で、新しい楽しい思い出を作ろう。
そして、「怖いパパ」の記憶の上にに「優しいパパ」の記憶を上書きをするんだ。
だから、優しくなったパパの姿を見てほしい。
あなたに「優しいパパ」の記憶を与えるチャンスをください。